キンブレはオタクのメッセージ。推しの色に光らせて「ここにあなたの推しがいるよ!」「僕はこの色の〇〇ちゃんを推しています!落ちサビで最前最中に行かせてください!」などたくさんの思いが込められた装備品です。
何を忘れものしてもいいけど、チケットとキンブレは忘れたらいけない2TOP。忘れ物しちゃいけないグループのシンメです。そんなシンメの片方が「キングブレード」略してキンブレなんです。
オタクが振り回しながら推しへの愛を伝える「キングブレード」
キングブレード、略してキンブレ。私が持っているものは10色くらいの色に光ります。赤、青、緑、黄色、紫、ピンクなど…
昨今のアイドルは大抵メンバーカラーというものがあります。そのすべてのメンバーカラーに対応しているといっても過言ではありません。(対応できない場合はそのグループから専用のペンライトとして発売されます。)
キンブレは推しへのアピールになる
まず、メンバーカラーがピンクの子を応援するときに青色を振ることはありません。推しカラーの色に光らせるのがキンブレの使い方。
アイドル側も「私のオタクは今日はこれくらいか」など目安として使っています。自分のオタクを釣り上げるためのレス(目線や指差し)をする位置確認でもありますね。もはやのろしです。
推しからレスをもらいたいレス厨が推しに位置確認をしてもらいたいがためにキンブレを光らせながらその場で高く跳ぶ「推しジャン」をしたり、MCのときにキンブレを振り振りして推しからお手振りをもらったり、用途は様々。
だけどやっぱりどのオタクも「自分はメンバーカラーピンクの子が好きだからピンクを振る」と潜在意識として刷り込まれてしまうので、もはや無意識な部分もあります。気づかぬ間にボタンを押してしまって違う色になってたときは「うわあああああ」てなります。
自分の色がいっぱいだとアイドルも喜んでくれる
ソロ曲があるときは曲を歌う子のカラーに会場全体で光らせたり、自己紹介をする順番ごとに色を変えたり。卒業公演や生誕公演のときには有志が使い捨てのサイリウムを会場全員分用意して入場のときに配って一面をその日の主役の子の色にするなど。
推しもオタクも思い入れがあるのがメンバーカラーです。
最近では入場のとき配られる紙に「アンコール一曲目でご自分のキンブレを赤色に点灯してください。ない方は用意していますのでお声かけください」といった「持っていること前提」で話が進む企画もあります。
オタクなら全員持ってて当たり前じゃん?っていう持ち物ですね。
皆さんも推しへの「愛」をキンブレで
私とキンブレはもう長い付き合いです。いっぱい色が変わるものから単推し用の単色キンブレまで最大で5本くらいと付き合ってきました。
電池がなくなりかけて黄色がつかなくなったときに限って黄色の子が可愛くて黄色を振りたかったり…。(※黄色が薄くなってきたら電池の変え時)
飛ばす気はなかったものの、手首に紐をきちんと巻き付けておかなかったからすっぽ抜けてしまったり。初めて会った子に「オレンジ振ってくれてたよね!」って気づいてもらったり。
アイドルとの絆の1つが「キングブレード」なんです。推しとの絆、深めていきましょ!